鷺の停車場

映画、本、グルメ、クラシック音楽、日常のできごとなどを気ままに書いています

映画「弱虫ペダル」

週末にMOVIX柏の葉に出かけました。

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朝一番の時間帯、ロビーの人はまばらです。

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この日の上映スケジュール。

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公開中のドラえもんなど、残席が少なくなっている上映回もありました。。

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観たのは「弱虫ペダル」(8月14日(金)公開)。自分はあまり観ないタイプの映画ですが、家族が興味を持っていたので、もともと自転車好きということもあり、一緒に行くことにしました。

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139+2席のシアター3。1席ずつ間隔を開けての販売でしたが、入っていたお客さんは10人ほど、公開2週目の週末としてはちょっと寂しい感じです。

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原作は2008年から週刊少年チャンピオンに連載されている渡辺航の人気コミック。2013年以降、4シリーズにわたってテレビアニメ化もされているようです。自転車競技を描いた漫画として人気だということだけは知っていましたが、中身はほとんど知らない状態で観ました。

 

公式サイトのストーリーによれば、

 

千葉から秋葉原にママチャリで通う、運動が苦手で友達がいない高校生・小野田坂道(永瀬廉)。

念願のアニメ研究部に入ろうとしたが、休部を知りショックを受ける。

そんな時、坂道の自転車の走りを見た同級生の今泉俊輔(伊藤健太郎)からレースの勝負を申し込まれる。自転車で走る楽しさを初めて感じた坂道は、秋葉原で出会った同級生・鳴子章吉(坂東龍汰)に誘われて自転車競技部に入部する。マネージャーの寒崎幹(橋本環奈)や部長の金城真護(竜星亮)、巻島裕介(栁俊太郎)、田所迅(菅原健)ら尊敬できる先輩たちとの出会いによって、自転車選手としての思わぬ才能を発揮する坂道。そして迎えた県大会。レギュラーメンバーに選ばれた坂道は、初めて出来た「仲間」とともに、インターハイ出場を懸けたレースに挑む。

 

・・・というあらすじ。

 

描かれているのは、高校に入学してからその夏?の県大会までなので、原作やテレビアニメで描かれている時間幅からすると、最初のほんの一部ということなのだろうと思いますし、優勝しないとインターハイに行けない県大会に1年生3人を起用するというのは、実写版独自の設定のようなので、その限られた期間の中でストーリーの山場を作るためのアレンジなのでしょう。

個々のキャラクターは、おそらく原作やテレビアニメ版を反映したものなのでしょう、けっこう濃いめの味付けで、リアルさにはやや欠ける感じはありますが、そんなもんだと思って観ていくと、ストーリー自体は王道のスポ根ものといってもいいような展開。なんといってもCGなしで撮影したという自転車シーンの実写ならではの迫力が凄かった。県大会のシーンは、舞台の千葉県にある九十九里有料道路を3日間封鎖して撮影したのだそうで、私はツール・ド・フランスなど実際のロードレースもテレビで何度も見ていますが、レースシーンとして違和感なく仕上がっているのも見事。レース終盤のシーンは、結末はおそらくこうなるだろうと分かっていても、手に汗握る展開で、爽やかな感動が残る作品でした。一緒に観た家族もけっこう気に入ったようです。

テレビアニメ版は、4シリーズあって話数がかなり多いようですが、そちらも少しずつ見てみたいという気にさせられました。