鷺の停車場

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秋の京都旅行⑥第一旭でラーメン、広隆寺

つづき)秋の京都旅行の2日目、少し早起きして、朝風呂に入ります。


早めの6時20分過ぎにチェックアウト。


再び四条堀川バス停へ。


バス停には、このように接近案内表示も付いています。


6時半過ぎ、京都市営バス205系統、四条烏丸・京都駅行きのバスに乗って京都駅前へ。


10分ほどで京都駅前のバス降車場に到着。


京都駅中央口の前のコインロッカーに大きめの荷物を預けて、駅前からちょっと歩きます。


駅前には、平安京の羅城門(羅生門)の模型がありました。


駅前から歩いて5分ほどで、老舗ラーメン店の「本家第一旭 たかばし本店」に到着。まだ朝7時前の時間ですが、10人ほどの行列ができています。

朝食は、ホテルで食べることも考えたのですが、このお店が朝6時から営業していると知り、この日は時間に余裕がなく、昼食が午後遅めの新幹線での駅弁になりそうだったので、朝食には重めかもしれませんですが、ちょうどいいと思って、行ってみることにしました。


11月末には東京の神田神保町に支店がオープンするようです。


外で並んでいる間に回ってきたメニュー。デフォルトのラーメンは800円です。


裏はサイドメニューとドリンクメニュー。


20分弱並んで店内に案内されました。卓上には、辛味噌、唐辛子、コショウ、餃子のタレが並んでいました。


注文して10分ほどで、ラーメン(800円)が到着。


連れが頼んだ小ラーメン(650円)。

スープには脂が浮いていますが、見た目ほどこってりした感じはなく、むしろ比較的あっさりした味わいのしょうゆラーメンで、美味しかった。行列ができるのもわかる気がしました。

7時半ごろ、お店を出て再び京都駅に戻ります。


駅前には京都タワー。いい天気です。


5分ほどで、京都駅前に戻ってきました。


中央口の改札を入って右側に進み、33番線からJR嵯峨野線山陰本線)の普通列車(園部行き)に乗車します。定刻どおり、7時45分に発車。


13分ほど乗車して、8時ちょっと前、花園駅で電車を降ります。ここから東映太秦映画村まで歩いて向かいます。

約1kmちょっと、12~3分歩いて、東映太秦映画村に到着。

駐車場脇、JR嵯峨野線の高架下にできていた、すみっコぐらしとのコラボイベントの一環、映画村ショップの入店整理券の抽選の行列に並びます。

8時半から抽選が始まります。引いたのは10時45分集合の整理券でした。映画村は9時オープンなので、もう少し早い時間だと良かったのですが、ちょっと時間があるので、先にすぐ近くの広隆寺に行ってみることにします。

映画村から広隆寺まではおよそ500mほど。


8時50分ごろ、広隆寺の入口となる楼門前に到着。広隆寺は、603年に聖徳太子から賜った仏像を本尊として建立られた京都最古の寺だそうで、その本尊の弥勒菩薩像は、国宝指定第1号となっています。


境内を進んでいくと、重要文化財となっている講堂は改修工事なのか、覆いがかかっていました。


講堂の先にある太秦殿。


その手前にある井戸舎。


本堂である1730年に建立された上宮王院太子殿。

少し横から見たところ。

この先に霊宝殿の入口があり、その先は有料エリアとなっています。9時になるまで少し待って、拝観受付で拝観料を支払います。


拝観受付でいただいたリーフレット。拝観料は大人800円でした。

霊宝殿の入口を進みます。


途中で右に曲がると、霊宝殿が見えてきます。


霊宝殿の入口。内部は撮影禁止です。

国宝指定第1号の弥勒菩薩半跏像をはじめ、それよりも小さめの弥勒菩薩半跏像、不空羂索観音立像、木造十二神将立像などの国宝のほか、重要文化財となっている仏像などが多く展示されていました。

私のお目当てだった国宝指定第1号の弥勒菩薩像は、いくら見ても飽きない美しさです。かなり昔、学生時代に見たときは、けっこう近くで見れたような記憶がおぼろげにあるのですが、その後外国人観光客が増えたりした影響なのか、数メートル距離を確保して展示されていて、その間には祭壇もあり、仏像の下部はかなり見えにくくなっていたのは、とても残念でした。

霊宝殿の仏像などをじっくり見た後、9時半すぎに広隆寺を出て、東映太秦映画村に向かいました。(つづく