鷺の停車場

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秋の四国旅行⑥奥道後壱湯の守、砥部焼まつり

つづき)秋の四国旅行の2日目、16時ごろ、宇和島城を出発し、1キロほど走って宇和島朝日インターから松山自動車道(無料区間に乗ります。

18キロほど先の西予宇和インターからその15キロほど先の大洲北只インターまでは有料区間、そこから8キロほど先の大洲インターまでは無料区間、そこから先は再び有料区間ですが、無料・有料いずれの区間も、基本的には片側1車線・対面通行で、無料/有料の違いは感じられず、両者を分けている理由はよく分かりません。大洲インターからさらに43キロほど走って、17時10分ごろ、松山インターで高速を降ります。

国道33号(砥部道路)市道→国道317号と奥道後に向かって進みますが、土曜の夕方とあって、松山市の中心部はところどころで渋滞していて、4キロほど走るのに25分かかってしまいました。


結果、ほぼ18時ごろ、インターから10キロちょっと先にあるこの日の宿の「奥道後 壱湯の守」に到着。


廊下に掲示されていた館内の案内図。フロントが5階というのは、ちょっと面白い造りです。


こちらはホテルを紹介する小冊子に掲載されていた案内図。前日泊まった「ホテル星羅四万十」とは違って、全160室とかなりの大きさのホテルです。

建物自体はけっこう古いようで、部分的には、さすがにこれは・・・と思う場所もありましたが、よく目に入る場所など大部分は内装などがリニューアルされているようで、全体としてはそこまで古さは感じず、昭和モダンといった趣もありました。

この日予約していたのは、露天風呂付の1階のお部屋です。


かなり広いお部屋です。


露天風呂はこんな感じ。源泉かけ流しとはぜいたくです。

到着した時間が遅かったので、ひとまず夕食前に部屋の露天風呂に軽く入った後、夕食会場の[「ビュッフェレストラン 桜」に向かいます。


名前のとおり、ビュッフェスタイルの夕食。夕食の時間は18時から20時30分まで(21時終了)ですが、事前の時間指定は不要でいつ来てもいい、というスタイルは珍しいです。


ビュッフェスタイルだと、どの種類もひととおり食べてみたくなってしまいます。


右下のお皿はサイコロステーキです。


洋風の料理が多いです。


注文に応じて握ってくれる握り寿司。左から、海老、いか、たい、かんぱち2貫、サーモンです。


かんぱちとたいのお造り。


最初に取ってこれなかった料理をおかわりしてきました。汁物のお椀が2つありますが、左奥はにゅうめん、右手前は牛肉の入ったお吸い物です。

料理の当たり外れは多少ありましたが、全体としてはけっこう美味しかった。料理の種類も多く、すっかりお腹いっぱいになりました。

夕食後は、大浴場の「翠明の湯」に入ってみます。お風呂は15時から24時まで、朝は6時から9時までとなっています。内風呂もありますが、メインは露天風呂で、お風呂の種類も多く、豪華なお風呂でした。


翌朝、朝食前にちょっとホテルの外に出てみます。


大浴場「翠明の湯」を上から見下ろしたところ。青っぽい屋根は露天風呂に掛かっている屋根で、真ん中あたりに見える白い仕切り壁の手前が男湯、奥が女湯です。


前日は気づきませんでしたが、道を挟んで向かいには、「別館 カメリヤビレッジ」の建物がありました。後で調べてみると、こちらには80室の客室があって、コロナ禍の2020年4月からは新型コロナウイルス感染症の軽症者等の受け入れ施設として提供されていたようですが、おそらくその後は閉鎖されたのでしょう。すっかり廃墟となってしまった雰囲気でした。


翌朝、再び部屋の露天風呂に入ります。風呂に入る人数の違いだろうと思いますが、部屋の露天風呂の方がお湯が新鮮な感じで、泉質もかなりいいのではないかと思います。温度も自分好みに調整でき、とても良かったです。


部屋の露天風呂からの眺め。紅葉が深まった時期には、けっこうきれいなのかもしれません。


朝食は、夕食と同じ「ビュッフェレストラン 桜」でのビュッフェ。時間は7時から8時30分まで(9時終了)です。


朝食も種類が多く豪華です。魚ぶつの漬け丼、奥道後カレー、じゃこ天などもありました。

朝食後、もう1回部屋の露天風呂に入った後、8時25分ごろ、ホテルを出発し、連れの希望で松山市の隣の砥部町で開催されている「秋の砥部焼まつり」に行ってみます。

国道317号→市道→国道33号と、前日の夕方に通った道を戻る形で松山市街に向かいましたが、日曜の朝とあって、前日とは違って比較的順調に車が流れていました。8時50分ごろに松山インター入口を越えてさらに国道33号を進み、国道沿いに置かれていた案内に従い、ホテルから15キロちょっと先の砥部消防署手前で左に曲がると、すぐに駐車待ちの車の行列ができていました。


そこから10分ちょっとのろのろと進んで、9時10分ごろ、砥部焼まつり会場の「砥部町陶街道ゆとり公園」に到着、駐車場となっていた多目的広場に駐車します。


秋の砥部焼まつりのチラシ。9時からオープニングセレモニーが行われていましたが、駐車場に向かう途中でその脇を通って横目に見たものの、車を停めることができた頃には終了していました。


会場の案内図。60軒以上の窯元が参加しています。


会場内はかなりの人手です。


窯元の出店エリアの隣には、町産品や食べ物を売っているエリアもありました。


砥部焼まつりについてSNSに投稿すると先着順で砥部焼の小物がもらえるイベントもやっていました。


砥部町のイメージキャラクターの「とべっち」と「ななうめちゃん」もいました。

https://peraichi.com/landing_pages/view/08okada


出店していた窯元の1つ「岡田陶房」で横20cm×縦15cmほどの小判皿を家族の人数分購入しました。

www.ichimukoubou.com


もう1つの窯元「一夢工房」では「ごちそうさまシリーズ」の取り皿を4種類買ってみました。

10時半ちょっと前、砥部焼まつりの会場を出発し、松山城に向かいました。(つづく