(つづき)秋の四国旅行の初日、15時ちょっと前に高知公園駐車場を出発し、国道33号を西に進んで、8キロほどで伊野インターから高知自動車道に乗ります。約24キロ先の須崎東インターから無料区間に入り、さらに28キロほど走って、終点の四万十町中央インターで高速を降り、国道56号をさらに西に進みます。
高速を降りて3キロほどの窪川から四万十川やJR予土線とほぼ並走する国道381号に入ります。
50キロちょっと走って、江川崎駅近くで国道441号に入り、17時ごろ、「道の駅よって西土佐」で小休憩。
駐車場からは、この日泊まるホテル「ホテル星羅四万十」が見えます。
さらに、その近くにあった「スーパー彦屋 西土佐店」でちょっと買物。
17時15分ごろ、この日の宿の「ホテル星羅四万十」に到着します。
後で調べてみると、30年ほど前にオープンした第三セクターが運営するホテルだそう。
モダンな外観の建物です。
ロビーもモダンな感じです。
館内の案内図。総部屋数14室と、こじんまりしたホテルです。
部屋はツイン。
部屋の天井は高く、ロフトもありました。人数が増えた場合には、ここにエキストラベッドを用意するのでしょうか。
2階のテラスからは、四万十川の景色が見えました。
この日は、20時から開催される天体観望会を予約していたため、18時からの夕食。場所は1階のレストラン「星の郷」です。
この日のおしながき。
日本酒、焼酎などのメニュー。
日本酒を注文します。
先付けのごま豆腐。
鰹のたたき。
四万十天然鮎の塩焼き。
特製出汁をふんだんに使った茶碗蒸し。
季節野菜の天ぷら。みょうが、さつまいも、なす、湯葉の4種でした。
豚の陶板焼き。
でき上がったところ。
ごはんとお吸い物。鮎のお吸い物は珍しいですが、すだちがほど良く効いて鮎の臭みを消して、なかなか良かったです。この後デザートも食べて、夕食は終了。分量も多すぎず、なかなかいい夕食でした。
夕食後、部屋でひと休みした後、19時50分ごろに天体観望会に参加するため、集合場所のホテルのフロントに。
四万十天文台のスタッフの案内で、ホテルのすぐ近くにある四万十天文台に向かいます。天文台は、1988(昭和63)年に旧環境庁から高知県内で唯一「星空の街」に認定されたことを受けて、1990(平成2)年に設置され、現在の天文台は2013(平成25)年にふるさと納税を使って設置された二代目なのだそうです。
案内してくれたスタッフの方によると、この日は、きれいに晴れて、月もなく、かなりいい天候だが、湿気が多いとのこと。
周囲に光はほとんどなく、星がきれいに見えます。家で見る夜空とは桁違いの星の数でした。
小さな天文台。望遠鏡のサイズは直径360mmだそうです。スタッフの方が、木星、土星、アンドロメダ銀河を見せてくれました。見える大きさは小さいながらも、木星の縞模様、土星の環などははっきり見えました。アンドロメダ銀河はぼやっとしていましたが、銀河らしきものがあるのはうっすらと確認できました。
夜空をじっくり見るのはかなり久しぶりだった気がしますが、こんなにきれいに星空が見えて、とてもいい体験でした。
翌朝、テラスから見る四万十川には靄がかかっていました。
夕食と同じく1階のレストランでの朝食。
お魚は軽く焼いてからいただきました。
ご飯とお味噌汁。夕食と同様、ほど良い量で良かったです。
朝食後、荷造りなどをして、8時45分ごろ、ホテルを出発しました。(つづく)